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健康を栄養面から支えるプロの養成
長野県は「健康長寿県」として全国の注目を集めていますが、その要因として地元の食材をうまく利用した食生活が根付いていることがあげられます。豊かな自然環境に立地する本学は、健康・栄養のあり方を研究するのに適した環境にあります。健康栄養専攻では、健康や栄養に関して科学的に検証された正しい知識を身につけ、栄養面から人々の健康に貢献できる栄養のプロを養成しています。また、食べ物や栄養、調理に関する専門知識を身につけ、家庭人として社会人として健康な食生活を実践できる人材の育成を目指しています。
専攻の特色
基礎から専門にわたる充実した講義と実験・実習を開講しており、行き届いた個別指導を行っています。
カリキュラムとは別に実施される工場見学や各種講習会・講演会などを通じて、食について、さらに幅広い知識を得ることができます。
例(2006年度)
●食品製造現場の見学(伊那食品工業株式会社、養命酒製造株式会社など)
●講演会『長野県における野菜の品種改良について』(長野県野菜花き試験場育種部長、松本悦夫氏)』など
専攻のアドミッションポリシー
本専攻では、「食生活と健康に関心が高い人」、「食生活や栄養の指導を通じて人々の健康に貢献する栄養士を目指す人」、さらに「食生活や栄養に関連する分野に興味があり、これらの分野について自ら学習し、追究しようとする意欲のある人」、「人と人とのコミュニケーションを大切にする人」を求めています。
主な専門教育科目
| 区分 | 授業科目名 |
| 社会生活と健康 | 公衆衛生学 社会福祉概論 |
| 人体の構造と機能 | 解剖生理学T 解剖生理学U 解剖生理学実習 生化学T/生化学U 生化学実験 |
| 食品と衛生 | 食品学T/食品学U 食品学実験 食品衛生学 食品衛生学実験 |
| 栄養と健康 | 基礎栄養学 栄養学実験 応用栄養学T 応用栄養学U 応用栄養学実習 臨床栄養学T 臨床栄養学U 臨床栄養学実習 |
| 栄養の指導 | 食生活論(食物学を含む。) 栄養指導論 栄養管理学実習 栄養指導論実習 公衆栄養学概論 |
| 給食の運営 | 調理学 調理学実習T 調理学実習U 調理学実習V 給食実務論 集団給食計画実習 給食管理実習 |
| 関連科目 | 栄養情報処理演習 学校栄養教育論 栄養カウンセリング論 生活微生物学 基礎有機化学 環境科学 食生活特殊研究 |
取得できる資格
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卒業後の進路
| 就職 |
| 病院:愛和、河村、リハビリテーションセンター鹿教湯、竹重、新町、中村、諏訪共立 福祉施設等:老健ローズガーデン、特養小倉メナー、陽風園、ケアープラザあすか小諸、長野県障害者福祉センター、長野県障害者福祉センター、老健つかまの里、敬老園、サンシャインあてら 保育園:かざぐるま、丹波島、杉の子、博愛、聖母、大豆島、あかね北、たんぽぽ、たちばな(幼稚園)、小市、西丘 学校栄養士:諏訪中学校 食品会社等:丸善食品工業、長野サンヨーフーズ、みすずコーポレーション、竹風堂、ホーライ、グルメデリカ、名古屋製酪、飯島商店、日穀製粉 給食委託会社:ミールケア、日清医療食品、松本福祉事業協同組合、東信福祉事業共同組合、日本海給食、魚国、エスポワール その他:長野県信用組合、上田信用金庫、飯田信用金庫、JA須高、アップルランド、本久、山洋電気、山二発條、マルイチ産商、丸長、ヘアースタジオDuo、長野市南部勤労青少年ホーム、日本総合美容クリニック、丸山菓子舗、モリキ、ツルヤ、JA信州諏訪、マイスター、ロン都、松本信用金庫、塚傳 |
| 進学 |
| 都留文科大学、中京女子大学、聖徳大学、東京家政大学、信州大学、富山大学、実践女子大学、東京農業大学、県立新潟女子短期大学専攻科、東京外語専門学校、辻製菓専門学校 |
| 教員名 | 職位(学位) | 主な担当科目 |
| 志塚ふじ子 | 教授(保健学博士) | 臨床栄養学・臨床栄養学実習 |
| 杉山 英子 | 准教授(医学博士) | 基礎栄養学・栄養学実験・ 生化学 |
| 中澤 弥子 (webサイト) |
教授(保健学博士) | 調理学・調理学実習・ 現代生活論 |
| 吉岡 由美 | 専任講師 | 栄養指導論・食事計画論・ 給食管理実習・食生活論 |
| 小木曽 加奈 (webサイト) |
専任講師(博士(農学)) | 食品学・食品学実験・ 食品衛生学 |
| 村澤 初子 | 助教 | 応用栄養学・応用栄養学実習・ 公衆栄養学概論 |
| 戸井田 英子 | 助手 | 調理学実習 |
| 高橋 朝歌 | 助手(博士(農学)) | 食品衛生学実験・ 解剖生理学実習 |
| 佐藤 晶子 | 助手 | 小児栄養 |
生活科学科 健康栄養専
教員からのメッセージ
志塚ふじ子
( しづかふじこ )教授 専門分野 栄養生理学・臨床栄養学 解剖生理学、臨床栄養学などの科目を担当しています。これらの授業を通して、からだや栄養のことを理解することの楽しさを学んでほしいと考えています。研究としては食品や食品中の機能性成分のはたらきを調べる実験を行っており、それらの結果を通して、一般に流布している食べ物や栄養の効能や健康効果についての検証を行っています。
杉山英子
( すぎやまえいこ )准教授 専門分野 生化学・分子生物学・栄養学 私の長年の研究対象は、「あぶら」、すなわち脂質です。脂質は嫌われ者のイメージが強いですが、もっとも効率良くエネルギーとなる栄養素です。脂質が、私たちの身体が快調に保たれるしくみをどのように調節しているのか調べています。また、若い女性の多くが抱く「やせたい!」願望が引き起こす拒食や過食などの問題を解決していくために栄養の専門家に何ができるか、何をなすべきという課題にも取り組んでいます。
中澤弥子
( なかざわひろこ )教授 専門分野 調理科学・食文化・小児栄養学 私の主な研究は、主として長野県内の食文化およびその伝承に 関する研究です。例えば、長野県内で全国消費の9割を占める塩イカ・煮イカ について、生産・加工・流通・消費の変化について加工・流通業者に調査し、 平行して文献調査と消費者へのアンケート調査を行い、塩イカ・煮イカの 食文化について検討を行っています。また、佐久鯉や発芽玄米、学校給食に 関する調査も行っており、これらの成果が地域貢献に繋がればと望んでおります。
小木曽加奈
( こぎそかな )講師 専門分野 食品学・有機化学・食品機能化学 私の専門は食品化学、すなわち食品の内容を成分や化学構造から見た研究分野です。特に食品の二次機能(味や匂いなど)や、食品中の三次機能(生体調節機能)について研究を行っています。ゼミでは食品の「おいしさ」や「機能性」について、食品加工や食品開発実習を取り入れながら研究を進めています。主な講義担当科目は食品学、基礎有機化学、食品衛生学、食品学実験、食品衛生学実験などです。
吉岡 由美
( よしおか ゆみ )講師 専門分野 実践栄養学・栄養教育・スポーツ栄養 1995年より大学生の食生活に関する調査研究および食育活動を行っています。嗜好調査を基に「佐久鯉」や「発芽玄米」の普及や駆除された「鹿肉」の利用方法について研究しています。そして、国際舞台で活躍するトップアスリートを目指す子ども達に栄養サポートを行う一方、スポーツ栄養に強い栄養士も育てたいと思っています。主な担当教科は、「食生活論」「栄養指導論」「学校栄養教育論」「集団給食計画実習」などです。
村澤初子
( むらさわはつこ )助教 専門分野 公衆栄養学 私の長年の研究対象は、県民の健康づくりと栄養との関連性です。長野県は全国平均と比べ、男女とも平均寿命が長い・医療費が安い・高齢者の就業率が高いなど、全国的に健康長寿県として注目されています。このような成果をもたらした本県の栄養・食生活改善活動に、過去・現在・未来の視点で広くアプローチしております。
高橋 朝歌
( たかはし あさか )助手 専門分野 食品化学 健康栄養専攻で食品衛生学実験や解剖生理学実習などを担当しています。出身は新潟県で,学生時代を栃木県の宇都宮市で過ごしました。ダイコン,ワサビ,ノザワナなど,私たち日本人の食生活に欠かせないアブラナ科植物に特有の辛味成分の反応性や機能性について研究を行っています。
戸井田 英子
( といだえいこ )助手 専門分野 食物栄養学、調理学 長野県、東信地方は国内有数のクルミ産地です。そのクルミの成分を分析したり、体内でどのように利用されるのか、どのように調理、加工したら良いかなどクルミと人の食生活との関わりについて研究しています。また、乳幼児期からの望ましい食習慣形成について研究しています。長野市内の乳幼児を対象に調査しています。主な担当科目は調理学実習、集団給食計画実習、栄養管理学実習、小児栄養実習などです。
佐藤 晶子
( さとう あきこ )助手 専門分野 実践栄養学 調理学 集団給食計画実習や調理学実習などを担当しています。出身は長野県内でも豪雪 地帯の信濃町です。体験学習などの食育活動が子どもの食行動や食習慣に及ぼす 影響について関心があります。また、近年長野県でも食害が問題とされ、駆除さ れている野生の鹿の肉を有効活用するために、家庭向けの鹿肉レシピの開発にも 携わっています。学生の皆さんが有意義に実習できるようにサポートしていきた いと思っています。