生活環境専攻

2007年度特別講義のお知らせ

ヒトと環境が調和する生活を求めて

科学技術の発展がもたらした生活の利便性の拡大は、同時に自然環境や社会環境を悪化させる原因にもなっています。生活の向上の指標を物質的な豊かさによって評価することが多かったこれまでのありかたを見直し、「ヒトと環境が調和する生活とは何か」と問い直す広い視野を持つことができ、人間生活を新しい発想で構築する力を養う教育を目指します。

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専攻の特色

生活環境専攻は、環境と調和するより良い人間生活を求めるため、「私達の生活そのもの」を主な研究対象とし、実践的かつ応用的な学問領域の研究をベースにしています。科学技術の発展は、一方で豊かで便利な生活を可能にしましたが、他方で地球環境の危機に直面するという状況も生じさせてしまいました。このような状況にどのように対処すべきかを、身近な環境改善に必要な知識や技術を多様に身につける幅広い視野に立ったカリキュラムで見いだしてもらえるようにしているのが専攻の特色です。

アドミッションポリシー

生活環境専攻では、環境と調和したより良い人間生活の構築に関心を持ち、そのことについて意欲的に学ぼうとする学生を求めています。推薦選抜および社会人特別選抜では、環境問題への関心や学習意欲の観点から選考を行います。一般選抜Aでは、生活環境への関心を前提としながらも、そのことを学ぶための基礎学力を尺度として選抜します。一般選抜Bにおいては、環境への関心と関連知識などの基礎学力を重視した選抜を行います。

専門科目カリキュラム
多彩な科目で確かな知識を身に付けましょう!

必修科目 選択科目
生活環境科学概論
現代生活論
 (家庭経営学及び家族関係学を含む。)
住環境とインテリア(住居学を含む。)
衣服の機能とデザイン(被服学を含む。)
生活環境と科学技術
生活環境と人間工学
生活環境とアパレル
生活環境と健康(住居環境学を含む。)
生活環境と化学
生活工学演習
人間工学実験
アパレル環境実習(被服製作を含む。)
環境衛生学実験
生活環境化学実験
生活環境とエネルギー
生活環境と安全
生活素材と環境(繊維科学を含む。)
生活環境とデザイン
生活デザイン演習
運動生理学
食物学(栄養学及び食品学を含む。)
調理学実習
人間関係論保育学(実習を含む。)
生活と法律
生活と経済(家庭経営学を含む。)
簿記会計
生活と情報技術T
生活と情報技術U
実用英会話T
実用英会話U
生活環境ゼミナール

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取得できる資格
中学校教諭二種免許状(家庭) 21世紀を担う子供たちに豊かな教育を!
司書教諭免許状
その他にもいろいろな資格取得を支援するカリキュラムが用意されています!
情報処理関連(インターネット検定など)  パソコン利用は現代の必須技術!
簿記関連(簿記3級など)       事務処理に求められる確かな技術の裏付け!
英語関連(英検,TOEICなど)    国際化への柔軟な対応!

卒業後の進路

就職
公務員:郵政、長野県警察、小布施中学校
金融・証券:みずほ銀行、八十二銀行、長野県信用組合、長野信用金庫、上田信金、飯田信金、アルプス信金、大和証券、新光証券、
製造:長野セラミックス、シナノケンシ、ルビコン、長野日本無線、信州吉野電機、昭和電機産業、オムロン飯田、すずき、フレックスジャパン、長野クボタ、松尾工業、アルプスツール、コトヒラ工業、松山、南信精機、飯島セラミック、山洋電機テクノサービス、ブルボン、竹風堂、桜井甘精堂
電気ガス:中部電力、サンリン、新日本設計
運輸:JR東日本、長野電鉄、松本電気鉄道、川中島バス、千曲バス、日本通運、信州名鉄販売:八十二リース、マルイチ産商、ながの東急、長野県連合青果、トヨタUグループ、日産プリンス、ヨコタインターナショナル、スズキ自販、セキスイハウス、トヨタホームしなの、
岡野薬品、長印長野、ロン・都、マルタ、ビックカメラ、ブリジストンタイヤ販売
サービス:八十二スタッフサービス、メトロポリタン長野、赤坂プリンス、シルクホテル、TBC、東信観光
その他:JAながの、JAグリーンながの、JA松本ハイランド、JAちくま、コープながの、NSK、日本システム技研、ユニオン情報企画、法令ニューコム、中央印刷、日美印刷
進学
信州大学経済学部、都留文科大学、実践女子大学、玉川大学、長野県公衆衛生専門学校、上田情報ビジネス専門学校
学外授業
時には教室を出て、浄水場、下水処理場などの生活関連施設、工場などの生産現場、スキー場などのレジャー施設、街のつくりなどを見学して、普段の授業とは異なる経験もできるようにしています。
特別講義
毎年,専攻に関連深い先生方においでいただき,講演をお願いしています.
2003年度環境にやさしい繊維と衣服岡学園長野ファッションカレッジ校長岡正子先生
2004年度思い出コミュニケーションで結ばれる家族の絆専修大学教授山下清美先生
2005年度ヒューマンエラーと事故早稲田大学教授石田敏郎先生
2006年度家庭と仕事のバランスをとるために (株)マザーネット代表取締役社長上田理恵子氏
ファッションショー
一人一人のイメージを仕上げて美しく着飾るファッションショー.11月に開催される六鈴祭の恒例イベントのひとつです!

Fantasista 2002
Photo by M. KATO

教員紹介

教員名

専門分野

主な担当課目

安倍和則

環境科学
衛生学

生活環境科学概論
生活環境と健康他

   渡辺 哲

消費経済学

消費経済学

鈴木恒夫

高分子化学

生活環境と化学
生活素材と環境他

加藤麻樹

人間工学
経営工学

生活環境と人間工学
住環境とインテリア

前田亜紀子

被服衛生学
温熱生理学

アパレル環境実習

下平佳江

人間工学

人間工学実験

小林優子

染色化学

生活環境化学実験

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安倍 和則
あんべ かずのり
教授 専門分野 環境衛生学
 エコロジカル・リテラシー( ecological literacy )という言葉があります。ecologicalは本来の生態学関連の意味に加え、自然保護を指す言葉ともなっており、一方literacy は読み書きの能力のことです。つまり、エコロジカル・リテラシーは、環境に配慮した生活をおくる上での基礎能力のことで、これから展開するあなたの人生における必須アイテムの一つなのです。
鈴木 恒夫
すずき つねお
教授 専門分野 生活環境化学・高分子化学・繊維化学
 担当科目--「生活環境と化学」「生活環境化学実験」「生活環境と科学技術」「生活素材と環境」「生活と情報技術T」
 われわれの身近な生活をとりまく環境について考えるとき、化学はなくてはならない学問領域です。例えば、洗剤、化粧品、医薬品、残留農薬、食品添加物、化学物質過敏症、ごみ処理、ダイオキシン、オゾンホール、酸性雨、環境汚染、地球温暖化などさまざまな問題を挙げることができます。個人として豊かで安全な生活を創造するため、また社会や地球規模で持続可能な環境を守れるような人間になるため、生活環境専攻でいっしょに学びませんか。
渡邉 哲
わたなべ さとる
教授 専門分野 ・生活科学(消費経済学・生活経営学・消費者教育学・消費者行政論)
・環境科学(環境経済学・環境社会学)
 ―エンデと共に生活を哲学する―
『複合汚染』という一編の小説との出会いを経て、私のQOLに関する研究者としての活動がスタートして31年目。
 私の研究触手は2本。1本は[ごみ箱]、もう1本は[台所]へと伸びた。ごみ箱からは「現代の貝塚のゆくえ」を、台所からは「生活の質的な豊かさ」特に‘買い物難民問題の解消と街づくり’‘災害時に強い消費生活環境の構築’について研究を進めている。
 最終到達点は、『本当のやさしさとは何か』を見い出すことにある。ミヒャエル・エンデのファンタジーの世界と共に一緒に本当のやさしさを探しに『哲』学してみませんか!
加藤 麻樹
かとう まき
准教授 専門分野 人間工学、経営工学
私たちの日常生活には勉強や仕事だけでなく、自動車を運転したり、スポーツに興じたりするなどの様々な活動があります。その活動をとりまく環境の多くは私たち人間が作り出したものです。その中には過ごしやすい環境も、そうでない環境もあります。できるなら良い環境の中で生活していきたいと思いませんか?人間工学では私たちの諸活動を安全で、効率的で、快適なものにしてゆくための知識と技術を学びます。生活環境専攻で、皆さん自身の素敵な生活空間を作りましょう。
前田 亜紀子
まえだ あきこ
助教 専門分野 環境生理学
私たちの生活環境は冷暖房装置の普及によって、一年中ほぼ快適な温度と湿度を得ることができるようになりました。一方で、温熱環境への適応能力の低下が指摘されています。ヒトは一度経験した快適性のレベルを低下させることはできず、さらなる利便性を求め続けるでしょう。科学技術の恩恵は、全ての面で好都合なわけではありません。新たな環境の諸問題は、ヒトの生理機能にも影響を及ぼしています。これらに関わる基礎的知識を学びます。
下平佳江
しもだいらよしえ
助手(学内講師) 専門分野 人間工学(生活支援工学),人類働態学
信州には昔ながらの生活習慣や温かい人情が残っています。農業を営み自然と共に生きる高齢者が生涯をここで過ごすために は、自身の生活力を高めたり技術的な支援をすることも必要です。高齢者が使いやすい農業機械やパソコンなどについて研究 しながら田舎暮らしの魅力について探っています。総合演習「地域と環境」の授業では農業ボランティアに出かけたりします 。カエルや虫が苦手な学生もいますが、穏やかな時間の流れと美味しい郷土食に魅了されてリピーターが増えています。また 古着のリメイクや、買い物バッグを手作りして使うなどエコ活動にも取り組んでいます。
小林 優子
こばやし ゆうこ
助手 専門分野 染色化学
「生活者」として多角的な視点で「生活」を捉えることができるように、実験を通じて、あるいは学生生活を通して、身の回りの事象について一緒に考えて生きたいと思います。現在、化粧品、食品から衣料と様々なところに使われている天然染料の中で植物染料の染色性を研究テーマとしています。色に関することは、分野を問わずとても興味があります。

長野県短期大学