■長野県短期大学の教育に関する基本方針



 短期大学設置基準第2条の2及び第35条の2並びに長野県短期大学条例第2条に基づき、長野県短期大学(以下「本学」という。)の教育に関する基本方針を次のように定める。

1.本学の教育目的
本学は、長野県短期大学条例第2条に規定された設置目的、すなわち、「県民の生活及び文化の向上に寄与する」こと、及び「広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究することにより、優れた人材を育成する」ことの実現に努める。
そのために、
(1)総合的短期大学としての特質を生かし、国際化し多元化する地域に貢献できる人材を養成する。
(2)個性を重んじる、きめ細やかな少人数教育を実施する。
(3)体系的な教育課程の編成のもとに、現代的ニーズに応え得る教養教育、各学科・専攻の特色ある専門教育及び時代に即応したキャリア教育・職業教育を提供する。
(4)教務、学生指導及び進路指導等に関する大学内各種組織の有機的連携を図り、学生支援を充実する。
(5)教育研究活動の状況を適切に公表し、地域に開かれた教育機関として、教育研究の成果の普及及び活用を図る。


2.教養教育の教育目的
(1)総合的短期大学としての豊富な人材を生かして多彩な授業科目を提供し、講義・演習・実技など多様な授業形態を実施することにより、現代的教養や文化に対する深く幅広い理解力、豊かな社会・文化を形成する判断力を備えた人材を養成する。
(2)人文科学・社会科学・自然科学の基礎教育を通じて人間、社会及び自然界の多様な現象を総合的に俯瞰できる視野を涵養する。
(3)生涯にわたって心身を健康に保ち生活する能力の向上を図る。
(4)言語・文化に関する国際的視野の拡大によるコミュニケーション能力の向上を図る。


3.専門教育の教育目的

学科及び専攻課程 教育目的
多文化コミュニケーション学科 外国語コミュニケーション能力・日本語コミュニケーション能力及び情報リテラシーを身につけ、豊かな感性と地域・日本・アジア・欧米の文化と社会に関する広い知識をもち、多様な文化と共生しながら地域社会に主体的に貢献できる人材の養成。
  国際地域文化専攻 外国語コミュニケーション能力及び情報リテラシーを身につけ、現代社会についてグローバルな視野とローカルな視野から構造的に理解する能力をもち、積極的に地域に貢献できる人材の養成。
英語英米文化専攻 英語コミュニケーション能力及び情報コミュニケーション能力を身につけ、英米の言語と文化を深く理解し、国際的な視野をもって地域社会に貢献できる人材の養成。
日本語日本文化専攻 日本語、日本・中国の文化及び歴史について理解を深め、論理的な思考力と表現力を身につけ、積極的に地域文化の継承と創造に貢献できる人材の養成。
生活科学科  生活にかかわる物質や環境、人間と生活環境の相互作用に関する知識を身につけ、生活の充実や向上を図る実践能力を備えた人材の養成。
  健康栄養専攻 人々の健康の維持・増進を目的に、基礎から応用にわたる幅広い分野の専門的知識を身につけ、健康な食生活を企画・実践できる人材の養成。また、食の専門家として、地域社会において栄養指導や食育に指導的役割を果たせる栄養士・栄養教諭の養成。
生活環境専攻 環境をグローバルな観点から理解し、自然と共生できる循環型社会を形成するための知識・技能を身につけ、生活環境・地域環境を整備できる人材の養成。
幼児教育学科 幅広い教養と総合的視野に基づく子ども観・保育観をもち、豊かな人間性、優れた専門的知識と技能を備えた保育・幼児教育の専門家として地域社会に貢献できる人材の養成。


4.キャリア教育・職業教育の教育目的
 学生が入学以前の学修経験を本学での学修へとつなげ、さらには生涯における個性的自立的実践へと発展させることのできるキャリア形成能力を養うとともに、豊かな人間観・労働観を身につけた社会人・職業人となり社会に積極的に参画・貢献していくことのできる意欲と技能を育む。
 そのために、
(1)教育課程においては、各学科・専攻の教育目的に基づいて社会人として求められる知識と技能を教授する。
(2)課外においては、学業・進路・生活上の相談体制の整備、学生会・サークル活動等の自主的学生活動の支援、課外講座等による職業教育及び知識・技能等の習得支援を行う。